【生産者】アレクサンドル・バン
【原産国・地方】フランス・ロワール
【タイプ】白
【ブドウ品種】ソーヴィニヨン ブラン 100%
【容量】750ml
【輸入元野村ユニソンさんコメント】
キュヴェ名であるピエールプレシューズは、このワインを生み出す畑が、土が少なく石(仏語でpierre)の多い土壌である事と、2010年に生まれた息子の名前がピエールである事にちなみ、「大切なピエール」という意味を込め名付けられました。中生代ジュラ紀後期の地層であるポルトランディアン土壌(石灰質)のこの畑は、白く大きい石が多く見られるのが特徴で、その土壌特性によって、水はけがよくブドウが水を蓄え過ぎるのを防いでくれる上、過度な暑さからもブドウを守ってくれます。
ソーヴィニヨンブランらしからぬ黄色でクリアな色調。極軽い酸化的ニュアンスを感じさせるものの、アレクサンドルバンらしい濃密で奥行きのある集中した芳香に加え、アプリコットのような爽快さや林檎をキャラメリゼしたような香ばしい風味を感じられます。豊富なミネラル感と、レモンのような張りのあるシャープな酸がワイン全体を引き締め、フレッシュな果実や凛とした印象を与えています。2日目以降は過熟したニュアンスが強調され、香り、風味共にトロトロな具合に思わず顔が綻びますが、ソーヴィニヨンブランの特徴をそのままに留めてサラッとキレもあります。ついついグラスを進めてしまう、危険なワインです。