大分県は最南端の田舎漁師町蒲江の酒屋【リカーマート塩月】
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ジャンニ カノーニカが1983年より始めたワイナリー。2種類のバローロ(パイアガッロ、グリンツァーネ カヴール)とランゲ ネッビオーロ、バルベーラ ダルバを生産するが、彼自身が納得しない年のワインは自らボトリングをせず、桶売りしてしまう。畑ではボルドー液以外の一切の薬剤を使用せず、ワイナリーでもボトリング時にごく少量使用されるニ酸化硫黄以外、何も添加される事がない。 伝統的なバローロのスタイルである長期間のマセレーションを実践、大樽での熟成の後、ノンフィルターでボトリングを行う。ジャコモ コンテルノのジョヴァンニ コンテルノ、ジュゼッペ リナルディなど、偉大なバローロ生産者達とも親交が深く、あのグラヴナーをして、“最良のバローロの造り手”と言わしめた人物。 2002年ヴィンテージ以降は全てを自家ボトリング。醗酵はグラスファイバー製の醗酵槽で野生酵母のみで(SO2添加はなしで)温度管理をせずに行い、マセレーションの期間は1ヶ月に及ぶことも。圧搾後、乳酸醗酵が終了するまでセメントのタンクで保存、その後、大樽へと移され、2-3年の熟成の後、若干量の酸化防止剤を添加して、ノンフィルターでボトリング。 2003年はイタリア全土が猛暑、雨の恐ろしく少ない年です。そのためいろいろな造り手を飲んでみると、アルコール感が高く、酸の少ないものが多いように思います。これは他の年と同じように造った、もしくはアルコールと果実に頼ったためだと考えます。それに対してカノーノカのバローロは揮発酸(文字通り揮発性のある酸、グラスに鼻を近づけると少し酸の香りが自然に上ってきます)がバリバリ、果実もあるけどそれ以上に酸がある感じ。飲んでみると酸が果実を抑え込んでいるためバランスが良く、硬さもなく、やたら飲みやすく感じます。しかし実際には酸があるということで熟成の可能性が十二分にあるわけです。 謙虚、実直、誠実・・・ジャンニ本人にも彼のワイン自体にもいえる事。バローロを名乗れるゾーン内は開発(開墾)できるだけしてしまった結果、森が少なくなり、生態系のバランスが崩れたせいか、変な害虫がいろいろ発生するようになっちゃったと話すジャンニ。”バローロ”という名前のワインをたくさん造ろうともくろむ人が開墾、当然セラーも大きくする必要が出て設備投資、量を造りたいから肥料もたくさんまくでしょうし、病気が出られても困りますから農薬も。森がなくなっちゃったら害虫発生、対その害虫の農薬・・・、再び始まる消費の連鎖、おそるべし。 (輸入元資料より)
登録アイテム数: 2件
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