○原料米 奥出雲産 五百万石
○精米歩合 60%
○酵母 協会6号
○Alc 15 度
○日本酒度 +8
○酸度
○1回火入れ
○醸造年度 R6BY
速醸の出来の良い酒を単独でリリース。
協会酵母(6・7・9号)それぞれにベストタンクをセレクトし、シングルタンクで瓶詰めする「山陰吟醸セレクトシリーズ」の6号バージョン。
No6は仕込んだ8本の中のベスト1。
以下↓小島杜氏コメント↓
協会6号のベスト1だった純米8号のシングルタンクです。過去の6号の中でもいちばん良かったのでシングルで詰めたくなりました。6号の特徴というとなかなか複合的で難しいところが有るんですが、イソアミル主体でエステルや高級アルコールが強く、酸がちょっと官能的な印象です。この純米8号はセレクト6とか言ってるけど、協会6号の特徴がよく出ているというよりも総合力で良い酒だなって思える感じの酒でした。
◎テイスティング
香:全体的に薄い、弱いイソアミル、温かい香り、ほのかに甘い麹香、バニラ、エステル
味:綺麗、なめらか、清涼、緻密、バニラ、イソアミルの吟味、麹の旨味、苦渋、山水
すごくきれいで清涼。劣化するアミノ酸がかなり低いので開栓後は冷酒や常温で。
開栓後の伸びが良いと思われる。酸と吟味の絡み方が6号っぽい。
とてもエレガントなので、ゆっくり時間をかける飲み方がいい。長期保存最高。