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ホーム | 日本酒 > ヴィナイオータ×月の井【茨城】ヴィナイオータのお米を月の井酒造店で杜氏石川達也が醸したお酒 生もと純米原酒 渡船2号<R4BY> 1.8L
商品詳細

ヴィナイオータのお米を月の井酒造店で杜氏石川達也が醸したお酒 生もと純米原酒 渡船2号<R4BY> 1.8L

販売価格: 9,900円(税込)
[在庫わずか]
数量:
○原料米   渡船2号(無肥料無農薬)
○精米歩合 60%
○酵母  酵母無添加
○Alc 20 度
○日本酒度 +16.6
○酸度 2.4
〇アミノ酸度  2.2
○1回火入れ
○醸造年度 R4BY

↓ヴィナイオータ資料より↓

ヴィナイオータ農場長桑原が、どこからか入手してきた50粒の渡船2号の種籾を令和3年に1本1本手植えし、約1kgの収穫が。その1kgを全て種籾として利用したところ、令和4年には約700kgのお米が収穫できまして、渡船でもお酒を仕込んでいただくことに…。

渡船2号は酒米の一種。短稈渡船の事だと謳っている蔵もあるようですが、実際に育ててみた僕たちに言えることがあるとすれば、非常に背の高い長稈品種で…。どういう事なんだろ??

そんなことはさておき、稈はイネの茎部分を指すのですが、品種によって稈の長さに差が出ます。ムギであれ、イネであれ、一般的には品種改良を施していない品種であればあるほど、稈は長い傾向があるように思います。逆に言うと、品種改良は多収量で、過酷な気候や病気に強く、そして倒れづらいことなどをターゲットにして進められるわけです。多収量を実現するためには、より大きな穂を生らせることが必要。で、大きな(=重量のある)穂が生っているのに稈が長かったら穂の重さだけでも倒れやすくなるので、稈も短くしちゃえ!といった感じで、現代的な品種は生まれているのかと…。

化学肥料であれ有機質の肥料であれ、養分がそこかしこにある状況というのは、根にとっては甘やかされた環境と言えるわけで、だからこそ根を長く伸ばす必要がなくなり、踏ん張りが利かない子になってしまいます。踏ん張れないから、強い風や短時間での多量の雨などで倒伏しやすい…。ですので渡船2号のような長稈品種の場合、根をしっかりと張らせるべく、肥料や農薬に頼らない手法でタフに育ってもらうことが肝要に…。

と、農業マメ知識のような話はこれくらいにして…。

今回の生もと純米原酒R4BY渡船2号の最大の売りですが…、パオロ ヴォドピーヴェッツ、パーネ ヴィーノのジャンフランコ、そしてラディコンのスザーナ母さんがもと摺りをしちゃっているんです!!!というわけで、彼らへのギャラが発生していることもあり、チヨニシキで造ったお酒よりも少々割高となっております…というのはもちろん冗談。渡船がれっきとした酒米であるという事に加え、出穂までの期間が40〜50日という早生品種に比べて約1か月長い晩生品種であることなどから、少しだけ高くさせていただくことにしました。ランゲで言うところの、早生のドルチェットに対して晩生のネッビオーロ…こう書くと、値段の違いもご理解いただけるでしょうか(笑)。こちらのお酒は、全て一升瓶に詰めました!
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