【生産者】アレクサンドル・バン氏
【原産国・地方】フランス・ロワール
【タイプ】白
【ブドウ品種】ソーヴィニヨン ブラン 100%
【アルコール度数】13%
【容量】750ml
【輸入元野村ユニソンさんコメント】
かつてはピエール プレシューズを構成していた区画の一つ。粘土石灰質土壌の区画で、地下の岩盤層に近く表土も薄い硬い石が多く見られる畑に植わる、樹齢50年のソーヴィニヨン ブランから造られるワイン。大きな石が散らばっているこの畑での作業は非常に困難で、膨大な労力が必要になるものの、この畑から生まれるワインは、透明感と品の良さ、繊細さなどを備えた非常に美しいバランスの風味を備えます。
大樽で24か月熟成の後、ノンフィルター、亜硫酸を使用せず瓶詰。
アロマと味わいの豊かさが特徴のキュヴェで、黄色掛かった麦わら色の外観。黄色い花のフローラルな香りや熟したリンゴや洋ナシ、マンダリン、桃、アプリコットといった熟した果実のネットリとした香りが湧きあがります。徐々にハチミツやマーマレードと言った煮詰めたニュアンスに加え、ローリエやディルのハーブのニュアンスが加わり、より複雑なアロマが感じられます。
味わいは全体的に丸く、豊かで非常に長く、ある意味ネクターの様にも感じられ、かすかな塩味のニュアンスが絶妙なバランスを与えています。非常に複雑な味わいを持ち、甘さを感じてしまうほどの凝縮した液体になっていますが、キレのある酸と存在感のある潮っぽいミネラル、バターのような質感が全体をまとめ上げており、存在感のある素晴らしいワインに仕上げています。
ここから更に15年は熟成するポテンシャルがありますが、今飲んでも十分複雑で美味しい味わいになっています。シーフード全体と相性が良く、特に海老!スカンピやクリームと和えたサーモン等との相性が抜群です。