大分県は最南端の田舎漁師町蒲江の酒屋【リカーマート塩月】
厳選した美味しい日本酒と本格焼酎とクラフトビール、そしてナチュラルワインをご紹介致します。
お酒は20歳になってから 未成年者への酒類の販売はいたしません。
ホーム | 日本酒 > 天穏 【島根】天穏 純米吟醸 五百万石 紺ラベル <R1BY> 720ml
商品詳細

天穏 純米吟醸 五百万石 紺ラベル <R1BY> 720ml

販売価格: 1,540円(税込)
[在庫なし]
○原料米:奥出雲産五百万石
○精米歩合:60%
○酵母:協会7号
○Alc:15.3 度
○日本酒度:+3
○酸度:1.7
〇アミノ酸度:1.0
○醸造年度 令和1年醸造年度

(板倉酒造ホームページより)
【R1BY】
涼しく余韻があり綺麗な味わいのレギュラー吟醸酒
お世話になります。杜氏の小島です。この製品(五百万石 純米吟醸・純米にごり)は弊社の蔵人である上山直志に責任醸造させた酒です。上山は千代むすび酒造、久米桜酒造で経験があり、天穏と合わせて約5年の酒造りをしています。
責任醸造させた理由としては、上山に熱意と再現可能な技術があることはもちろん、山陰吟醸造りは誰にでも継承可能であることの証明、製造品質担保のリスクヘッジ、造り手が変わることでの多様性の模索、杜氏の負担軽減など様々な面において、天穏の酒質向上と発展につながる先々のアドバンテージが強いと判断したためです。
天穏として皆様にご紹介できるレベルの酒質であると私が責任をもって保証いたします。
付け加えると、長崎杜氏、坂本杜氏が逝去された現在、山陰吟醸の担い手は私ただ一人となっています。
そんな中、新たな山陰吟醸の担い手として立ち上がった上山のこの想いのある吟醸酒を皆様に感じていただけたらと思います。
上山はおそらく坂本杜氏寄りの力のある吟醸酒が得意になると思います。楽しみです。

■醸造担当 蔵人 上山直志より
10月の案内を担当します、蔵人の上山と申します。なぜ、私が案内するかと申しますと、今回ご案内する「天穏 純米吟醸 五百万石」、「天穏 純米にごり」はR1BYにおいて製造を任せてもらえたからです。
そもそも、私がここ板倉酒造に入ったのは、山陰に伝わる正統的な吟醸造りを学ぶ為であります。以前の蔵で教科書的に参考にしていた、小穴富司雄『経済と吟醸 酒造要訣』(昭和26年)の中で繰り返し述べられる吟醸造りへ次第に傾倒していき、その中で小島杜氏の醸す吟醸酒を飲む機会があり、これこそが求めている酒造りなのではないかと思い至り、当蔵へ移って参りました。
幸いにも二造り目にして醸造を任せていただき今回のリリースへと至りました。
小島杜氏が提唱する山陰吟醸造りとは、ここ山陰の地に代々伝わる吟醸造りをベースとしつつ独自の理論で発展・展開するものです。
私としてはまず、この技術体系を継承することを第一の目標として天穏の酒造りに携わっています。
もちろん、ただコピーするのではなく自分の中で咀嚼・再構築し、体系立てることで次の世代に繋ぐ役割を果たせればと考えています。
日本酒が素朴にして比較的簡素ながらも飽きがこないのは、100年単位の技術の工夫と洗練ゆえのものであるからと考えます。
そして同一の素材・同一の製法で造ってもやはり造り手の個性・性格的なものが反映されるのか、小島杜氏の吟醸酒とは一味違ったものが出来上がったのではないかと思います
2BYにおいても山陰吟醸造りをより洗練させ、さらなる技術的向上をはかり、目指す酒質へと深化させていきます。
今後の天穏ともども、お付き合いくださいますよう、よろしくお願い致します。

【テイスティング】
醸造担当 上山のテイスティングコメント
香り…丸みのある麹の甘い香りとエステリーな香り、アルコール由来の草のような香り。開栓後、芳香が増す。
味わい…綺麗、フレッシュな柑橘系の酸、落ち着いた米麹の旨みが伸びる。早生品種の苦味、渋みドライさを演出。杯を進める
開栓直後は軽快な辛口吟醸酒だが、時間とともに旨みが増し、余韻が長くなる。時間を経ると印象が別の酒になる。
  Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス