【生産者】ジャン=ダニエル氏(兄)とトマ氏(弟)
【原産国・地方】フランス・ローヌ・アルデッシュ
【タイプ】白
【ブドウ品種】ヴィオニエ
【アルコール度数】12.5%
【容量】750ml
【輸入元コメント】
キュヴェの名前は「恨みっこなしで」。オジル兄弟が、一般的なヴィオニエの鈍重で甘い味わいが嫌いだった為、ヴィオニエでありながら酸の有るクッキリとした質感を目指して造られたキュヴェ。
彼らの所有畑の中では比較的樹齢が10〜15年と若いヴィオニエを使用。収穫時にpH値を見つつ通常より早めに収穫。酸を残して収穫した方が、この地域では結果的に醸造が上手く行く事が多いそうですが、このエリアでは3日遅れただけでも酸が格段に落ちるため、収穫時期はナーバスになるそうです。
クリアで透明感のある麦藁色の外観。最初は白い花の香りや柑橘系のニュアンスを感じますが、次第に淡く黄色い花やライチ、フレッシュな赤いリンゴ、グレープフルーツのニュアンスが立ち昇ります。
味わいは抜栓直後に骨格のある酸、ミネラルを感じ、次第にヴィオニエ特有である味を引き締める若干の苦味やグレープフルーツの白い部分の様なニュアンスが全体をソリッドなスタイルにします。時間と共にフレッシュな桃や洋梨の果実味が溢れ、飲んでいる方も気持ちが沸き立ってくるとてもフレッシュで愛らしいキュヴェ。
様々な要素が出てくるボトル中盤以降の味わいは、食事との相性が良く、サラダや白身魚、鶏料理と合わせるとより楽しむことが出来ます。
2日目以降もマメ等の不安定さが出ることはなく、美味しく飲み進めることが出来ます。